yuraginoのブログ

67才、水を弾くこの肌の秘密を大公開。

「銀座の綺麗になる会」奮闘記 その1

私の名は、ヨッシー67才 昭和25年生まれの男性です。私の趣味は、女性を綺麗にすること。なんてかっこのイイことを言うわけだが、ほっておいて頂戴、ほんとにそうなんだから。


私の祖父は、東京柳橋で大きな料亭をやっていた。両国の川開きの時などは、川に桟敷(さじき)をこしらえて、頭の真上で花火が鳴っていた。今考えると贅沢の極みを体験していたことになる。


料亭の横に風呂屋があったのだか、夏の暑い日など母に連れられて、その風呂屋によく行った、もちろん女風呂だ。綺麗な芸者さんが今日のお座敷の為に、体を磨きに来る。下のその辺を見ると、母の「もじゃもじゃしたもの」が無く、なんか違う。後で聞くと花柳界では下の毛は取るようだ。「取る」と云うのは「剃る」ではなく、チクチクしないように先端を柔らかく切り取ると言う事で、石などを使うらしい。


いずれにしても、私はご幼少の時、そんな花柳界の中で育った。そのせいだろう、飲み屋に行くと、どうもその店のスタッフのような立場に無意識に自分をに置いてしまう。特に、銀座のような超高級店では、その傾向が強くなる。「せっかくこの子綺麗なのに、もう少しこうすると良くなる、そうすればまだまだ売り物になる」とマー勝手なことを考えている。


そんな時、私の実力を見せるチャンスがやってきた。年のころは30前後、抜群のスタイルで、足の長さは私のヘソ程ある、しかし顔はチト困ったもの彼女。ママに云って「この子ちょっとなおして良いか」「どうするの」「どうもしない、ただ私のアイテムを使えはイイだけ」


私は、長年ベンチャー開発をやってきた。その中で、美肌の技術やリフトアップ、髪の技術から最近では、細胞一つ一つを老化させない技術まである。


「よし見てろ、このねーちゃん銀座の女にしてやる」私はひそかに心に誓い、「銀座の綺麗になる会」を始動させたのである。
                                   続く